フローリングや床への樹脂塗装・UV塗装・ワックス塗布の安全性比較

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フローリング UVコーティング ―UVコーティングの安全性―

UV樹脂塗装フローリング等の一般的な床仕上げ材と比較して高い安全性があります。このページではUV樹脂塗装とその他の床仕上げ剤との安全面での違いをご紹介します。

床仕上剤のすべり感覚と歩行感

フローリングUV樹脂塗装施工床と一般塗装、ワックス塗布床との歩行感比較図
 フローリング等床の歩行感は、どのような性質と関連があるのでしょうか。これまでの研究によるると、床仕上剤の性質とフローリング等の床の構造に依存し、摩擦係数が関与することが明らかになっています。歩行者は第一歩ですべりやすい床と感じると、転倒を避けるために、歩幅を狭くし、歩行速度を遅くして、次の歩を運びます。すべりやすいかどうかを触覚と視覚で瞬時に判断します。図1は床仕上げ材の違いによる感覚評価の試験結果です。
 38人の被験者が床剤上を歩き、その歩行感を3段階で評価したものです。多少の個人差がありますが、UV樹脂塗装や一般塗装の床は、すべったり、ひっかかったりせず歩きやすいと評価されています。
 図2は図1の試験に使用した床仕上剤の摩擦係数です。静摩擦力は静止状態から動き出すときの摩擦力で、動摩擦力はすべっているときの摩擦力です。
 この摩擦力と動かそうとする物の重さの比が摩擦係数です。この摩擦係数が大きすぎると、疲労が増大し、逆に小さすぎるとすべりやすくなります。また、静摩擦係数と動摩擦係数の差が小さいほど歩きやすく感じます。UV樹脂塗装、一般塗装の摩擦係数は適度に大きく、静摩擦係数と動摩擦係数がほぼ等しい値を示し、歩行感にとって好ましい条件を備えています。
フローリングUV樹脂塗装施工床と一般塗装、ワックス塗布床との摩擦係数比較図

ぬれた時のフローリング等の床すべり

 フローリング等の床のすべり感覚は、床面の水分状態も影響します。表1は各種床材の水係数を求めたもので、この数値が1に近いほど、水による影響をうけにくく転倒の危険性が少ないと考えられています。
フローリングUV樹脂塗装施工床と一般塗装、ワックス塗布床とのすべりに関する水係数比較
*水係数は、湿潤表面の摩擦係数に対する乾燥表面の摩擦係数の比

フローリング等の床の快適性と安全性

 床表面の摩擦(すべり)は歩行感の快適性だけでなく、安全性の観点からも重要です。図3は各種スポーツや運動競技を行ったときのすべりの感覚評価とすべり抵抗係数との関係です。運動時は最適すべり抵抗係数が大きな値となっています。
 激しい運動をする体育館のフローリング床は、大きなすべり抵抗が求められていることがわかります。
UV塗装施工床の運動時における床の感覚評価図
 また、床材の安全性は床の硬さでも左右されます。柔らかすぎると足元が不安定となって歩きにくく、硬い床では足首や関節に衝撃を受け、長時間の歩行では疲れやすいことが知られています。特に運動時には転倒・衝突などが予想されるため、安全性の観点から床材の硬さが重要な評価基準になります。
 表2は、一般塗装・UV樹脂塗装・ワックスの3種類の床を靴下履きで歩き、硬さの感覚試験を行った結果です。数値が大きいほど硬く感じることを示しています。その結果一般塗装が一番柔らかく、ワックスが最も硬く、UV樹脂塗装は適度な硬さと柔らかさを与えています。
UV塗装施工床と一般塗装、ワックス塗布床との床の硬さ感覚比較図
 UV樹脂塗装は、ワックスのすべりの約1/10で 水にぬれた状態でも すべり率は、あまり変化しません。
 上記の内容からもわかるように UVコート(樹脂塗装)の安全性がいかに高いかが伺えます。
 多重歩行などによるキズについては、形状記憶樹脂のため 60℃以上のお湯またはドライヤーなどの加熱により99%復元します。
 万が一薄利したり、深い傷が入ってしまった場合は有償にて復元作業を行います。
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